ロマンザからのお知らせ

このページは常にトップにあり、業務連絡やイベントのお知らせなどを書き込みます。

7月よりtwitterアカウントを取得しました。
道場開催のお知らせなどはtwitterでも告知いたします。
ロマンザ油脂(あぶら)道場@Oily_Dojo


不定期イベント

ロマンザの油脂(あぶら)道場 at 喫茶nevar on monday
恵文社一乗寺店にてワークショップを開始しました。イベント・スペース COTTAGE にて、ほぼ毎週月曜日に開店している喫茶ルーム「never on monday」の一角での開講となります。
次回は9月25日(月曜日)18:30〜と10月2日(月曜日)14:00〜の予定です。カレンデュラを浸出させたヒマワリ油にマカダミアナッツオイル、マンゴーバターとビタミンEオイルなどを配合したしっとり潤うクリーム。もちろん精油をブレンドしてお好みの香りに。
恵文社HPCOTTAGEのイベントスケジュールでも参加予約できます。
内容についてのお問い合わせは私宛にメールrmza@k2.dion.ne.jpをください。こちらでも参加予約ができます。

ロマンザの油脂(あぶら)道場 at 祇園カフェ・オパール
月に1〜2回(ない月もあり)日曜日の18:30スタートで所要時間は2〜2.5時間。クリーム類をメインに2品作ります。
参加費は初回4,000円で道具類が付きます。2回目以降は3,500円で、いずれも「選べるケーキセット」付き。
秋からのメニューと日程が決まりつつあります。とりあえずメニューはカレンデュラの保湿クリームとクレイ&ソルトのボディスクラブ。
「道場のお知らせ希望」とメールrmza@k2.dion.ne.jpをいただければ、スケジュールが決まりしだい送信いたします。不参加の場合は返信不要ですのでお気軽にどうぞ。


定期イベント

※8月27日の参加者を募集しております
リーディング & アロマ会 at 祇園カフェ・オパール
2・5・8・11の月の最終日曜日18:30〜
カフェ・オパールの店主であり、日本有数のマルセイユタロットリーダーという一面ももつ小川トモコ氏と私のコラボイベント。
小川氏の公開ワンポイントリーディングにより導き出された四大元素(風・火・水・土)を元に私がその場でフレグランスを調香します。
詳しくはTAROT DE MARSEILLEをご覧ください。

暑気限定の石けん、絶賛発売中!
去年に引き続き、美肌を目指すオヤジ向けの「ローズマリーのおじさん」と、古い皮脂や毛穴の汚れを落とすベントナイト(粘土質のクレイ)配合、粘着質のオヤジ向けの「ケアナ"extra"スースー」。
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2017年8月 6日 (日)

汚字(おっ)さんは筆を選ぶ

<なぜ私の字はこんなに汚いのか?><子供の頃から字が汚いと言われていた><うまい字じゃなくていいので、せめてもう少し“大人っぽい字が書けるようになりたい。><練習すれば字はうまくなるのか?>
著者の直筆らしき文言が表紙を埋め尽くしている。
「字が汚い」を自称するフリーエディター&ライターである新保信長氏の著書、その名も『字が汚い!』を丸善の新刊コーナーで見つけたとき、真っ暗闇で同種の異性に出会った深海生物ってこんな気持ちだろうかと思い、迷わず買った。
てなわけで、私も字が汚い。下手、ではなく汚い。ちなみにこの本に登場する日独ハーフの著述家サンドラ・ヘフェリンさんが言うには「ドイツで字をきれいに書くというのは、どちらかというと“子供が頑張ること”」らしく「大人に関しては、お医者さんとか弁護士とか会社社長とか政治家とか、職業的な立場が偉ければ偉いほど字が汚くなる」らしい。あくまでもドイツのお話。

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メルケルさんの直筆らしい

あと面白かったのは、2006年の参院選時の9党首の字が小沢一郎を除いてまぁまぁ下手っぴなこと。あと、私が知らなかったことで、麻生太郎は美文字・筆マメで有名だとか。

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漢字も知ってれば最強だなぁ

80年前後に流行った丸文字の検証も面白かったなぁ…っと、思わず自分のことを棚に上げて一気に読んでしまったけど、そもそもこの本のテーマは<どうすれば字はうまくなるのか?>だ。それが第2章「練習すれば字はうまくなるのか?」で、amazonで売れてるペン字練習帳3冊を攻略(?)し、遂には半年間のペン字教室に通い、著者が参考となったそれぞれのポイントを紹介してくれているのが私としてはありがたい。
ちなみに私の場合、ハンデと言っていいのか分からないけど、主に“書く・食べる”は生まれつきの左利き。しかし文字というのはそもそも右利き用に出来てるから、たとえば漢字の横棒は左から右へ引いてトメる。それがぎっちょだと、左から右へ“押して”トメるから、芯の細いシャーペンや万年筆だと“紙にペン先が刺さる”という、ぎっちょあるあるがある。とにかくぎっちょの人は漢字もひらがなも、数字の8も右利きの人に比べれば書きにくいはずだけど、それでも「ぎっちょだから」というのは字が汚い理由に当たらない。自分のことだからはっきり言える。私の字が汚いのは、もともと文字を書くことに対する意識が低いからだ。しかし、この本を通して自分の欠点が色々と見えてきた。まず私は字を速く書いていたことだ。この本によると字が上手い人ほどゆっくり書くという。にもかかわらず、汚字の私が速く書いてきれいに書けるわけがない。いろいろと参考になる点はあったが、まずはそこだ。そしてもうひとつ。“道具を選ぶ”ことがとても重要。これには私も薄々気付いていた。とくにぎっちょにとって、ボールペン選びは重要なのだ。モノによっては書けない(左利きあるある:ボールペンのインクが出ない)ものもあるからだ。そこで、この本で紹介している「エナージェル(ぺんてる)」は、雑誌『プレジデント』の記事「きれいな字が書けるペン最強の1本はこれだ!」でぎっちょ代表が星5つの高評価をつけたというから速攻で買いに行った。今までは「楽ノック(三菱ユニ)」が私にとっての最強ボールペンだったが、所詮は100円クラス。さっそく200円クラスのエナージェルを使ったら、書いているときの滑らかさがぜんぜん違うし、先っちょがシャーペンみたいに細長くなっているというだけで、漢字の細かいところが見えやすい(左利きあるある:写真1参照)。これでゆっくり書いてみたら少し字が綺麗になったような気がする。

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やはり未熟な者こそ道具を選ぶべきであり、上級者、達人にこそ、あの諺を言うべきだと私は思う。かといって、特定のバットでしか打たないイチローに誰がそれを言うのか。そもそもその道具が優れているかどうかという以前に、日本人の心として「げんをかつぐ」という意識があるが、それを言うなら弘法大師そのものが「げん」なのではないか。けっきょく諺なるものの大半はイヤミと陰口なのではないかと私は思う。なんとなく話が逸れていきそうなので今日はここまで。

写真1
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ぎっちょは手が内側を向くので、書いた字がペン先に隠れて見えにくい

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2017年7月13日 (木)

ヘアサロンで買わない時代

先週土曜日の深夜、息子が欲しがっていたハンドスピナーをamazonで注文したら、日曜日の午前中に届いた。私はプライム会員ではないけど、通常便とお急ぎ便が10円しか違わなかったのでそうしただけのこと。amazon対応で運送会社が許容範囲(配達員の心的にも)を越えていることでいろいろ問題が起きているみたいだけど、その件も含めてamazon本体に批判的なニュースを私はみたことがない。
そんなことはどうでもいいけど、ロマンザで使っている業務用シャンプーがamazonや楽天で半値くらいで売られている。まったくの別件で当のメーカーとメールのやりとりしていたときに、私がその話を持ち出したことも含め、ご挨拶がてらにと地域担当の営業の方が訪ねて来られた。ちなみに私はメーカーにも、ネットで安くで売ってる業者にも、ネットショップにもまったくぜんぜんどれっぽっちも批判的ではない。
「これからはお客さんにネットで買うとことを勧めますよ」と営業さんに言うと、ちょっと困った顔をしていた。そんなことをされたらディーラー(中間業者、問屋)に顔が立たないことだけは確かだ。そこで私は「ネットで売られてると出荷量がグンと増えて、メーカーさんとしては万々歳じゃないですか」とちょいとイジワルなことを言ってみると、次のようなお話を出された。1. ネットで売られているものは何時の在庫か分からないから劣化品のリスクがある。2. 価格が安過ぎると商品価値(=企業価値)が落ちてしまう。
1に関しては薬事法に則って作られたものなら未開封の状態で製造日から余裕で3年はもつので、もし私が買う立場だったらそれほど不安はない。あとは「自己責任で買ってね」と言うほかない。で、もし買うとすれば、そのまま使えるボトル入りの商品は完全未開封とは言いがたいので、あくまで劣化が気になるのならパウチ入りの詰め替え用を買うのがいいと思う。2に関しては、ネットで安く売られているのが当該メーカーだけならそうなるだろうけど、ほとんどのメーカーのサロン専売品が定価の4~5割(またはそれ以上)引きで売られているので、相対的に見れば商品価値は落ちていないと私は思う。いずれにしても、何処で、幾らで買おうとも購入者にとっては同じメーカーの商品であるということをメーカー側も重く受けとけるべきだ。劣化在庫を疑うならなおさら。
もともとサロン専売品はサロンの技術者がお客さんの毛髪に合わせて対面で売るという前提のものだったけど、しかし安売りはしていないとはいえ東急ハンズやLoftなどにも卸している時点で、すでにその道から外れている。そもそもサロン品の値段が高いのは、市販品と比べ成分が優れているということもある上に、限られたサロンでしかお目にかかれないというレアバリューが乗っかっているからだ。レアじゃなくなれば、その分安くなって然るべき。同じもを買うなら安い方がいい。私たち庶民はみなそうやってより安いものを探して買っている。今はそういう時代だ。私はこれからも「ネットで安く買える」ことをお客さんに伝えていく。一部のお客さんへの店販で利益を上げるより、多くのお客さんが日常的にサロン品、またはそのレベルのシャンプーを使う方が技術者としてメリットになるからだ。自作の石けんで頭洗ってる私が言うのもなんだけど。

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2017年5月20日 (土)

油脂(あぶら)修行はまだまだ

5月8日月曜日 恵文社COTTAGEでのワークショップ第一弾「ロマンザの油脂(あぶら)道場 at never on monday / 日焼け止めローションの巻」が無事終了した。GW明けの月曜日だからか、それとも私自身の魅力の無さか、前日までの予約状況は昼の部3名、夜の部4名(定員各8名)で、まぁそんなもんかぁ、と気にはしていなかったけど、ロマンザ商品の発注担当者で、当会場となる、COTTAGEでほぼ毎月曜日に開店する喫茶ルームnever on mondayの店主でもあるルミさんが、ツイッターでのマメな告知や、ロマンザ商品の横にミニチラシを作って置いて宣伝して下さったおかげで、開始直前に参加者がみるみる増えて、昼の部が9名にもなってしまい鼻息が荒くなった。
今期の日焼け止めは、私の完全オリジナルレシピのローションタイプ。当初作っていたクリームタイプは油脂がメインということで、盛夏に使うには少々重たかった。昨年初めて脂を排除して、軽めの油を中心に水分を増やしたローションタイプに着手し、カフェオパールでの道場ではなかなかの好評だったけど、妻からは「まだ重いわ。わたし、こういうのん使わへん」と使用却下されていた。これまでヘアワックスに使うために大量に仕入れている乳化剤を流用する以外の発想はなかったけど、新たにヒマワリ油由来のヒマワリ乳化ワックスとココナッツオイル由来のポリソルベート20を取り寄せてみた。紫外線散乱剤の二酸化チタンも親油性から親水性に変えた。
ヒマワリ乳化ワックスは熱源が不要で簡単にクリームが作れるけど、二酸化チタンの量が多いと肌の着きが悪くなる。チタンが少なければ日焼止めとしての効果が低い。ポリソルベート20は乳化はできるけどとろみが出ないので、増粘剤としてグアガムを配合すると、チタンとくっついて肌に塗ったとたん消しゴムのカスみたいにポロポロと落ちてしまって使いものにならない。とろみがないと水に近いテクスチャーではあるけど、しかしマカダミアナッツオイル、ラズベリーシードオイルなどの植物油が乳化されているため、肌に塗ると滑らかに伸びて、とろみなどなくても充分なような気がしてきた。まだ進歩の余地はあるけど、とりあえず使用者からの満足は得らるだろう。「うん、使えるわ」と妻からもOKが出た。
at never on monday の参加者のひとりが、その週末の3日間、愛知県の大規模な野外フェスに家族で行ってパン屋さんを出店するという。会場が海に近いのでお子さんたちに塗ってあげたくて日焼止め作りに参加したという。私はかなり不安だった。はたして3日間の野外フェスに耐えられるほどの日焼止め効果はあるのだろうか。
週明け、パン屋さんのお手伝いとして件の野外フェスに同行していたルミさんからメールが届いた。「海で遊んでた子供たちは一気に真っ黒になり、ほてってチクチクする~と夕方言っていましたが、ワークショップに参加した◯◯さんの娘さんたちはローションを塗っていたので平気な顔をしていました。私もスタッフパスのリストバンドをしていたけれど痕も付かず、顔も痛くなりませんでしたよ 〜中略〜 使いここちもサラサラでいい香り。白くもならず、延びもよくたっぷり使えて、もうこれがないとダメかも・・!」

よかった。

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2017年4月25日 (火)

二人の怒れる男(笑)

10日ほど前の仕事帰り、阪急河原町駅に着くと、構内は人でごった返していた。人身事故による運行停止中に出くわすのは今年に入って2度目だ。前回は事故から時間が経っていたらしく、20分ほど待ったら再開したけど、今回は事故が発生したばかりで運行再開の目処は40分ほど後だという。改札近くでそのアナウンスを聞いていると、いきなり70歳くらいの男性が駅員に詰め寄って「ナニしとんねん、早よ改札通せや!」と怒鳴りだした。駅員が「申し訳ございません。警察による事故処理が終わるまで、もうしばらくお待ちください」と言うと、その男性は「いつまで待たせんねん、ほんまエエかげんやなぁ!」とブツクサ言いながら離れていった。半年ほど前にも事故後の混雑に出くわしたときに、似た光景を見たばかりだ。やはり70歳くらいの男性が駅員を怒鳴りつけていた。彼らは酔っぱらいでもガラの悪い輩(やから)でもなく、呆けてる風でもない、どちらもどこから見ても身なりの良い賢そうな老紳士だった。まるでその世代がキレやすいとか傲慢だとかのような恣意的な書き方と思われるかもしれないけど、いわゆる“その世代”というのは分母が大きいだけに、いろんなタイプそれぞれの分子も大きくなるため、もちろん穏健で常識的な人も相対的に多いのだと思いたい。
先週の月曜日、当初は私にとって何かと都合の悪い京都シネマでしか上映していなかった『わたしは、ダニエル・ブレイク』が、MOVIXに引っ越し上映となり、めでたく観ることができた。
59歳になるまで実直に大工を続けてきたダニエルは心臓を患い、医者から仕事を止められ福祉支援を受けていたが、役所から委託された民間業社の審査員による継続審査で就労“可”の結果が出され支援が停止となることに。役所のアドバイスで求職者支援を受けるため、履歴書の書き方講座を受講し、手書きの履歴書を持って建設現場などを歩き回るダニエル。しかし、ネットを使った求職活動のように、活動の証拠(履歴)がなければ「やっていない」と見做され支援が受けられず罰則対象にもなるという。そもそもダニエルは病気で仕事ができない。
50年もの間、下層階級に焦点を当てた作品を撮り続け、自ら左派を自称するケン・ローチ監督の、おそらく最後となる作品であろう本作を観て、けっきょくのところ、みぎひだり関係なく、社会思想なるものの行き着くところは「人間としての尊厳を捨ててしまってはいけない。奪うまではしてはいけない」ということではないだろうかと私は思う。相反する思想でありながらケン・ローチとクリント・イーストウッドは、ある意味同じだ。

引っ越して来たばかりで道に迷い、約束の時間に遅れて役所にやって来たシングルマザーは、遅刻の罰則として支給がひと月止められ、その後も減額されるという。いくら懇願しても聞き入れられず追い返されそうになっている一部始終を見ていたダニエルはたまりかねて立ち上がり「助けを求めているのに、なぜ聞いてやらない」と大声で職員に訴える。このときにふと駅員を怒鳴りつける裕福そうなオヤジたちを思い出したのだった。
どんな事情かは知らないけど、走る電車に飛び込むまで追いつめられた人に想像力を働かせてみれば、足止めを食らったイライラも少しは静まるのではないだろうか。

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