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2017年7月

2017年7月13日 (木)

ヘアサロンで買わない時代

先週土曜日の深夜、息子が欲しがっていたハンドスピナーをamazonで注文したら、日曜日の午前中に届いた。私はプライム会員ではないけど、通常便とお急ぎ便が10円しか違わなかったのでそうしただけのこと。amazon対応で運送会社が許容範囲(配達員の心的にも)を越えていることでいろいろ問題が起きているみたいだけど、その件も含めてamazon本体に批判的なニュースを私はみたことがない。
そんなことはどうでもいいけど、ロマンザで使っている業務用シャンプーがamazonや楽天で半値くらいで売られている。まったくの別件で当のメーカーとメールのやりとりしていたときに、私がその話を持ち出したことも含め、ご挨拶がてらにと地域担当の営業の方が訪ねて来られた。ちなみに私はメーカーにも、ネットで安くで売ってる業者にも、ネットショップにもまったくぜんぜんどれっぽっちも批判的ではない。
「これからはお客さんにネットで買うとことを勧めますよ」と営業さんに言うと、ちょっと困った顔をしていた。そんなことをされたらディーラー(中間業者、問屋)に顔が立たないことだけは確かだ。そこで私は「ネットで売られてると出荷量がグンと増えて、メーカーさんとしては万々歳じゃないですか」とちょいとイジワルなことを言ってみると、次のようなお話を出された。1. ネットで売られているものは何時の在庫か分からないから劣化品のリスクがある。2. 価格が安過ぎると商品価値(=企業価値)が落ちてしまう。
1に関しては薬事法に則って作られたものなら未開封の状態で製造日から余裕で3年はもつので、もし私が買う立場だったらそれほど不安はない。あとは「自己責任で買ってね」と言うほかない。で、もし買うとすれば、そのまま使えるボトル入りの商品は完全未開封とは言いがたいので、あくまで劣化が気になるのならパウチ入りの詰め替え用を買うのがいいと思う。2に関しては、ネットで安く売られているのが当該メーカーだけならそうなるだろうけど、ほとんどのメーカーのサロン専売品が定価の4~5割(またはそれ以上)引きで売られているので、相対的に見れば商品価値は落ちていないと私は思う。いずれにしても、何処で、幾らで買おうとも購入者にとっては同じメーカーの商品であるということをメーカー側も重く受けとけるべきだ。劣化在庫を疑うならなおさら。
もともとサロン専売品はサロンの技術者がお客さんの毛髪に合わせて対面で売るという前提のものだったけど、しかし安売りはしていないとはいえ東急ハンズやLoftなどにも卸している時点で、すでにその道から外れている。そもそもサロン品の値段が高いのは、市販品と比べ成分が優れているということもある上に、限られたサロンでしかお目にかかれないというレアバリューが乗っかっているからだ。レアじゃなくなれば、その分安くなって然るべき。同じもを買うなら安い方がいい。私たち庶民はみなそうやってより安いものを探して買っている。今はそういう時代だ。私はこれからも「ネットで安く買える」ことをお客さんに伝えていく。一部のお客さんへの店販で利益を上げるより、多くのお客さんが日常的にサロン品、またはそのレベルのシャンプーを使う方が技術者としてメリットになるからだ。自作の石けんで頭洗ってる私が言うのもなんだけど。

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